偽預言書登場人物目録 バレット 忍者ブログ
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自称「みんなのお兄さん」な永遠のメイン。故障からの変質中。
イメージボイスは、主に小野大輔さん。
あるいは、浪川さんとか岸尾さんとか、甘くて柔らかい高音域なあの辺り。
「アーティストならばスガシカオ」説。あと高音KAITOとか。



略号 魔弾・弾(バレット) 銀狐(ヴォルペ) 琥珀(カフラマーン) 緑玉(グリンダ) 月蛇(リリス)
略称 なし(おにーさん)

11月12日 蠍座
11月誕生石「トパーズ(黄玉)」
誕生石言葉「 希望・友情・知性 」
11月12日の誕生花:レモン
花言葉:愛に忠実、心からの思慕
11月12日の誕生石:バイオレット・サファイア
宝石言葉:「華麗なる変身」



フルネーム『バレット・ルルス・カスパール』『bullet・lull‐us・Casper』
「弾丸」を銘とし、「我々(us)を、宥め静め(痛みなどを)和らげる(lull)」というような魔術名を与えられ、古く魔に親しい家名をもつ。
真名は『ギルラエン』『Gil-raen』
古いエルフ語で「光の(レースのような)装飾」を意味する言葉。


光り物好き。獣人好き。接触好き。戦闘特化型。修羅場潜り。
無差別的嗜好。寂しがりで涙腺が緩い。ゆるダルい不良。エルヴァン・コンプレックス。
友人に甘い、身内にはもっと甘い。恋は盲目。惚れたらそれまで。
酒に弱く、酒癖もあまり良いとは言えない癖に酒好き。

人間が四分の三を占める、エルフの血は少ないが、因子が濃く出ているクォーターエルフ。
登録当初21歳→2016現在27歳、身長170㎝程で痩身。
柔らかいグレーの髪、質も柔らかく猫っ毛で、コシとかハリとかあまり無い感じ。
青灰色の瞳、微吊り目。狂月女神の影響が強い時には、月色のノイズを帯びていた。
影響が強まり月の金の瞳へ転じ。騎士と豹を失い月色の靄が揺蕩う灰色の瞳へ。

外見にエルフの特徴はなく、多少老け難いが、寿命が特別長いという事もない。
魔術師家系の高魔力型エルフの血筋のお陰もあって、エルフ寄りに能力が引っ張られた結果「種族:人間の限界値上限」程の魔法の使い手である。
魔法との親和性・保有魔力共に高いが、才能は"破壊の力"に集約された攻撃偏重タイプ。
生来ちょっと非力でモヤシ。その実、マンドラゴラ的なもやし。


いくつもの顔

活動場所や目的に応じ、いくつかの姿を使い分ける。
今の所、主たる姿は、「魔弾」・「銀灰狐」・「琥珀」・「緑玉」の4つ。
他、場合により「月蛇」
4つの顔の立場と用途に併せ持ち家が3軒、基本的に本宅住まい。

「魔弾」バレット。灰髪、青灰目。普段の、平素の、生来の名前と姿。服装はその日の気分で、夜蒼ローブが多め。寂しがりで優しい、魔法使いのお兄さん。香草煙草の香り。

「銀灰狐」ヴォルペ。灰髪、青目。裏社会での活動に際した名前と姿。銀紗のベールで目元を隠し、青~銀のグラデーションに身を包む、扇を持って顔を隠すこ とも。生体パーツを用いてボディメイクはしっかりと女性らしい体付きを。涼やかな淑女を演じる、所作もそのように。声は細く弱く響くメゾソプラノ。メイク は目元に淡い水色と薄紫、口紅は薄桃色、指先にも薄桃色、柔和な印象の上品系。鈴蘭の香水。

「緑玉」グリンダ。金髪、緑目。緑の魔女、あるいは仮面のグリンダ。強硬策やテロ行為に走る時の名前と姿。名の通り全身を包む緑が印象的。長い豪奢な金髪 と装身具の金が差し色。ボディメイクは控えめに、戦闘対応を考えて動き難く無い程度。寡黙で強気な女を演じる、所作はやや大仰に。声はハスキーなアルト。 メイクは目元にエメラルド、口紅に深緑、指先にも深緑で、勝気な印象。ホワイトムスクの香水。

「琥珀」カフラマーン。黒髪、金目。月の邪女神の使徒として活動する時の名前と姿。
砂漠方面の民族服に近いような、月と蛇の意匠を凝らした、夜空の青と闇の黒と月の金で構成された服装。ボディメイクは特になし。イメージを月の邪女神に似せ、特に演技は交えない。声は甘く煙るような、地声より少し低いくらいのテナー。メイクはなし。白檀の香り。

「月蛇」リリス。黒髪or灰髪、金目。表裏どちら着かずとして活動する時の名前と姿。蛇と月と夜空を意匠とし、銀星の柄が入った夜色のドレスに同色のヒー ルブーツ、黒紗のフェイスベールで口元を隠す。ボディメイクはほどほど、胸は乗せてるが腰は絞ってない感じ。衣装に合わせて女性的な所作が見られるがイ メージしているのは両性、悪魔のイメージでもあり、誘惑的で自己中心的な側面をオブラートに包んだり包まなかったりして発揮することも。声は地声に近い高 い方のテナー。メイクは目元をエキゾチック風の切れ長メイクで濃青から紫のグラデーションを濃いめに、ルージュは控えめに薄い紅、爪は濃青か無染色、ミス テリアス風。月下香(チューベローズ)の香り。

ハロウィン時・ロマンスゴシックの悪魔。魔力を糧として稼動する生体パーツで、大きな蝙蝠羽・長い尻尾・羊のような角・鋭い黒爪を装備。装備中は魔法が碌に扱えないが気にしてはいけない。ごてっとした貴族っぽい服を黒尽くめにして、オレンジの宝石をアクセントに。

「ヴォルペ」と「グリンダ」は真偽を見抜く為の観察や根拠を必要とするような、本格的な変装。
「カフラマーン」と「リリス」は(魔法的な)ファッションとしての姿で、鈍くなければだいたい判別が付いていい程度。
「ロマンスゴシックの悪魔」ただのコスプレ。

現在の所の認識
◎「バレット=リリス」 見れば分かるレベル。それなりの人数に知られている。
○「バレット=カフラマーン」 一見じゃ判らないかも知れなくても、まあ直ぐに分かるレベル。それなりの人数に知られている。
△「バレット(カフラマーン・リリス)=ヴォルペ」 裏社会所属者のうち、ミッレカナーレやシティシーフ・ギルドに縁があれば情報取得可能。
×「ヴォルペ=グリンダ」「バレット(カフラマーン・リリス)=グリンダ」 繋がりを知る事は困難である。グリンダと接触した人物の一部には「バレット=グリンダ」と疑いを掛ける事が出来る人物が数名いる。「バレット=グリンダ」であることを言外に伝えた人物も居る。
基本的に「グリンダ」時に変装を力尽くで剥がすか、本人に認めさせる以外で、「バレット=グリンダ」の証拠は存在しない状態。「ヴォルペ=グリンダ」についても同様。


本宅と別宅

「花水晶施術療養院」本宅。癒し手による魔法治療がメインの個人病院を併設している。“長期滞在療養型の緊急救命医療施設”つまりは“QOLの高いER” とでも言うような、矛盾するようでそうでもない感じで営業中。街外れの、森に程近い辺りに建つ西洋建築、広いサンルームがある。やたら庭が広い。やたらと高性能な4人乗り馬車を2台もつ。

「月光館」別宅1。街中の裏界隈の中規模な一軒家、「琥珀」名義。技能持ちのメイド少女2名と1頭立ての馬車付き。裏界隈向きにサロンのような事や貸し会議室のような事をしたりしており、裏界隈方面の怪我人を拾った場合はこちら泊めたりもする。庭はない。

「鈴蘭荘」別宅2。街の中心から港方面に寄った辺りの、先進的な設備を備えたアパート。貯水槽を用いた水道・バス・トイレ・キッチン付き。「銀狐」名義。ミッレカナーレの後援者達から半ば寮のような扱いを受け、彼らの所の若い子を預かったりしている。二階建て全8戸、共用の庭と井戸がある。遠方へのお使いを勤める「白ウサギ」が201号室に住む。


物理

物質的な気配等に対する感知力が軒並み低い。故に奇襲に大変弱い。
約13年の冒険者暦で培った実戦経験と、軍人や暗殺者の元恋人からレクチャーされた幾つかの技術があり、ナイフや大針系のものと小型火器を多少扱える程度。
扱えると言いつつ、戦士や狙撃手としての技量や、前線で切り結ぶような能力はなく、基本的に奇襲および騙し討ち或いは暗殺に用いられる。
動体視力が悪いわけではないので、実戦経験と軌道予測から、長剣以上の間合いのある攻撃なら速度次第で多少は回避可能。
他、技能として乗馬(騎乗)と舞踊(ソシアル)。初歩的な鍵開けや罠解除なども一応レベルで出来るが、やりたがらない。
純魔法使いタイプのため、身体能力は根本的にモヤシ。
モヤシだけど柔軟。ちょっと痛覚が鈍い。
単身物理技能のみでの戦闘や護身は、ほぼ不能。騎乗獣を使えば逃走は可能。

痛覚について
バレットは“痛覚”が鈍い。
それは先天性のモノではなく、これまでの人生の中で鈍ってしまった、というもの。
腕をへし折られたくらいじゃめげないのは、根性が座ってるからとか性格が悪いからとか、或いは戦い慣れてるからとか、そういう理由だけでなく、「常人が感じるよりも痛みが少ないから」でもある。
ただ“鈍い”だけなので、「痛みによる制限を完全に無効化した行動」を取れる訳ではない、怪我をすれば痛い。
普段(戦闘中で無い場合)よく「痛がる」のは、ある程度のポーズであり、かつ、ぼんやりとした痛覚をほったらかして変な怪我(或いは胃の穴)を作らないようにしている為でもある。


魔法

魔術の展開スピード・制御力・射程には自信あり。
血と環境に恵まれはしたが、努力型。魔力をもって純血エルフの魔術師に比肩する事を密かな目標にしている。
魔力感知や魔力視覚化、精霊や霊を視るような、非物理の感知に優れる。
魔法との親和性・保有魔力共に高いが、才能は"破壊の力"に集約された攻撃偏重タイプ。
特定多数の魔術媒体を扱い、媒体毎に特定の術の効果や効率が変わるが、媒体無しであっても魔法行使自体に支障はない。
多種多様の使い魔を従えるが、召喚師ではないため、別行動中の使い魔を急に呼び出したり等はできない。
また、魔法使いとしては属性的・レンジ的にオールマイティーと言っていい程度。
邪神に属し、聖属性の行使は不能であり、受ける場合も相性は悪い。
防御魔法は扱えず、支援・回復系統も苦手。身を守りたい時は相手の攻撃を撃ち落とす。
回復系統は応急手当てセット代わり程度の外傷治癒と浄化(解毒)術が扱えるのみ。
支援系統は、非戦闘的な魔術として、儀式や代償の必要なものなら扱える。

属性的には「闇>水>雷・風>氷・火>>土>光」で「魔>>邪>>>霊>>>>聖」
邪女神由来の闇を主に、陰陽で分けて陰の陰にあたる水が強く、安定性および生産的要素のある土に欠ける“地に足のつかない”構成。
闇を主にする以前は、雷が主属性。火が強く、次いで風・水・地の残り3元素が並列し、闇・光ともに同程度扱えるような構成だった。
聖なるものに弱いのは、生来の特徴と邪女神の加護とによる。

魔法使いとしてどの系統かを称するならば「総合魔術師(ウィザード)」
メイジ・ソーサラー系、シャーマン系、アコライト・プリースト系等、多岐の魔法技能を習得している。
(メイジ系)詠唱してぶっ放す魔法はだいたいこれ。元素系の魔法の詠唱の多くは世界の運行を司る「四大精霊の王」の象徴を主軸に組み立てられているが、術式などは東西ちゃんぽん。
(ソーサラー系)魔女術の類。おまじない。一通りの魔術理論の一環として心得はある。
(アコライト系)邪女神由来の魔法は、女神への賛辞の一節から始まり、嘆願の形で終わるものか、女神の威光をもって命じる形が多い。やや東寄りの詠唱構成。
(シャーマン・精霊系)西のに見られる種種雑多の精霊に呼びかけるもの。精霊そのものに強く働きかける場合は、詠唱ではなく、基本的に短い文言での命令の形を取る。元素系の魔法と同じく「四大精霊の王」を主軸にしているが、こちらは精霊王の名を用いる。
(シャーマン・巫覡系)桜花系。陰陽道まじり。除霊および降霊や神降ろしはできない。扱う東寄りの概念は大体ここから来ている。2016年10月現在、諸事情により行えるのは己の禊払いと理論・概念の利用に留まる。故に、桜花文字の書記も不可能。西のいうところの「神聖」とは色々を異にするのと、ある事情により桜花神道はダメージ軽減。
(リチュアル)いわゆる儀式魔術や典礼魔術と呼ばれるもの。東西南北あらゆる方向から引っ張って来てちゃんぽんしまくり、もう何処系統由来とも言い難くなっている。すぐさま効果を表す「魔法」っぽさがないものも扱い、ある意味で「魔術師」という存在としての本領でもある。森羅万象を従え、因を律して果を報い、運命を繰り織り、縁を繋いで世界を結ぶ。

共通して術の構成は正確かつ細やかであり確実、構成は素早いが組み方に目新しさや奇抜さはなく、効果残留型の術は効果解除までを術式とし発動時に織り込んでいる。
その上で元素系魔術では、構成を容易く読み解かれるのを防ぎ、解除や逆流、発動阻害を受け難くなるように、ダミー・圧縮・装飾・余剰などの細工を施した複雑な術式を用いる。
その装飾部や余剰部を利用し、AからBへの詠唱中の術式変更や2つの詠唱を混交して1つの詠唱として持ちいるなど、魔力量の問題を無視すれば理論的には延々と魔術を繋げて発動させて行く事が可能となる。
ただし、その構成の緻密さ複雑さ故に消費する魔力量が多く、コストパフォーマンスの悪さがネック。
素のままでは継戦能力が低いため、魔力結晶や魔晶宝石などを使う事で補っている。

魔晶宝石
世に流通している「マジックジュエル・属性球」等と類似した魔法使い用の消耗品。
宝石を核もしくは器として、魔力を凝固あるいは結晶化させたもの。
理論と術式はカスパール家オリジナル。ユニーク・ユーズド・アイテム。
(ただし他の理論や術式を用い、似たような効果のアイテムを作成することは、幾らでも可能。)

アイテム自体に属性などは付いておらず、能動的に使用する場合、篭められた魔力を解放して使用者が魔力を得られる以上の役目は存在しない。
属性球系統との最たる違いは、受動的な機能として、「攻撃に対する防御・抵抗力」を有している点である。
また、この魔術式を用いて魔力を篭められた宝石は、美しい輝きを帯びるため、宝飾品としての価値も有している。
核となる宝石の形状をあまり問わないので、装飾品として市販されている宝石類に魔力を篭め、魔晶宝石へと変化させて身に付ける場合もある。

受動的に使用される場合の効果としては、魔法攻撃に感応し、その魔法攻撃が“どのような威力や性質のモノであっても”選択せず自動的に発動され、篭められた魔力の全てを用いて対抗・抵抗を行う。
この時、発動される抵抗力の強度は装備者(使用者)の魔力強度・魔法錬度の如何に寄らず、作成者の魔法能力に依存する。
受けても軽い怪我で済むような弱い攻撃に対しても自動的に最大抵抗を行うので、強力な魔晶宝石を身に帯びた状態でしょぼい攻撃魔法などを受けた場合、完全に防ぎ得るだろうが、とてもコストパフォーマンスが悪い。

能動的に使用する場合の効果としては、魔法発動時の消耗や負担の軽減・魔法効果の強化あるいは拡大・吸収による消耗した魔力の回復・一時的に増強された魔力での抵抗力の向上、などが挙げられる。
負担軽減量や回復可能な魔力量は、作成者の魔法錬度と宝石に篭められていた魔力量に依存する。


使い魔
「黒蛇」 名はミフターフ(鍵)、愛称はミフ。「琥珀」時は合わせてハルシャフ(鱗)。1m程度の首掛けサイズから騎乗可能な大蛇まで、体の大きさを自在 に出来る黒い蛇。目は暗い琥珀色、胸元にある白い短剣模様が特徴的。知能はとても高く、人語を解し、書記での会話が可能。動物として蛇ではないので、寒さ を苦手としつつも冬眠などはしないし、食性は人間に近い雑食。お酒大好きなうわばみ。大蛇ともなれば威嚇的な外見だが、意外と脆く戦闘能力は無い。黒蛇自 身がアイテム召喚の魔法を扱えるため、戦闘中の役割は魔法媒体の交換および少々のサポート。お使いや荷物持ちなど雑用もしている様だが、本来は儀式魔術の サポートが仕事。

「水妖馬」 名はクリニエーラ・ノッテ(夜の鬣)、愛称はエィラ。白黒シャチ柄のケルピー。過去の闘技大会で元々の主人が死亡、重傷であったケルピーを戦 利品扱いで保護・奪取。濡れた葦のような鬣は黒、黒い目、蹄も黒で付け根に鰭がある。下半身は本来魚の尾であるが、陸上では尾の部分にも鰭を供えた4足の 姿に化身している。水中では本来の姿へ戻り、高い水泳能力を発揮する。知能が高く、人語をだいたいのところ解するが、会話は不能。気性が激しく、プライド も高い。やや突っ込み気質っぽい。食性は“人喰い”であり、女性を好む。代用として新鮮な獣の肉と豚の内臓、魔獣用の飼料などを食事としている。調教済み の鞍付きなので、基本的には主の指示に従い、大人しい。現在の主に対しては、命を救われ大切にされているという思いと、保護時に強制的に従わせられたとい う屈辱との両方を感じており、心中複雑な様子。戦闘中の役割は、騎乗戦闘および逃走用の足。アイテム使用での召喚が可能。

「紅と蒼のひよこ」 名はマーレ(海)&フィアンマ(炎)。鳥型の魔法生命体。掌にぽてんと乗っかって丁度いいくらいのサイズ感、ヒヨコとしては何だか大 きい。それぞれ紅と蒼のふわふわした羽毛に覆われ、嘴と足の色は浅い灰色。気性は穏やかで、良くヒトに馴れている。知能はカラスより多少高いかもしれな い、“言葉”として人語を解すわけでは無いが、人の言っている事は何となく理解している。食性は主に穀物と、少々の青菜と果物。後述の「大鳥」に変化す る。

「海蒼と炎紅の大鳥」 鳥型の魔法生命体。全長90cm、翼開張170cm、体重1.5kg程度の大型の鳥。造りは全体的に鷺―特に夏場の小鷺―に似て、 頭部に2本の長い冠羽と背に先の巻き上がった飾羽と胸元に長い飾羽を備え、足先が水鳥ではなく猛禽類のような形をしている。色はそれぞれ紅色と蒼色の羽毛 と、黒い足に黒い嘴。目の色は青み掛かった銀。主の指示の通りに動き、託された魔法を一羽一度だけ放つ事が出来る。戦闘中の使役は行われず、主に手紙や小 包みの配達、空からの追跡・捜索などを行う。

「人形少女」 名をナナ・カスパール。身長140cmほどの少女の形をした上質の魔導自立式球体関節人形であり、本体は核としてセットされている蒼水晶に 宿る霊体である。オーロラの光沢をもつ銀に近い水色のロングヘアに赤と青のリボンを飾り、釣り気味の目には核である蒼水晶と同じ色の瞳で、カスパール風の 容貌を備えている。声は柔らかく甘いソプラノ。長袖とロングスカートな服装を好む。性格は穏やかで大人びた少女といった風、外見年齢相応程度の嗜好と感情 を持ち合わせている。持ち主の記憶や知識を殆ど全て分け与えられているため、魔術士としては既に一人前であり、持ち主の有する技能を人形少女自身の能力が 及ぶ限りは記憶からトレースして真似する事が可能。現在身に付けているスキルは、「カスパール流派の魔法(支援・付与・飛行・精神)・サイコキネシス・精 神接続・蒼水晶の共鳴・応急治療・看護・療養食作成(調理)・魔法薬作成・アイテム鑑定・乗馬(騎乗)・ダンス(ソシアル)」 完全に自立した一個の人格 と存在でありながら、人形という形の魔具でもある。戦闘中などの使役はなく、普段は花水晶施術療養院のナース、稀に持ち主の使いとして行動する。様々な都 合により、持ち主とは基本的に別行動。

魔法というものに対して
実は『みだりに強い魔法を使うのは、あまり賛成しかねる』という思想の持ち主。
「魔法」というのが「魔法を使う術を持たない人種」から見て、いかに脅威であるか、或いは強い魔道が人心に与える恐怖と圧迫、その辺りを理解し憂慮するタイプなのです、意外と。
例えば魔法使いの多くがその事を忘れてしまえば、「魔法使い」や「魔法」そのものが弾圧され、迫害される契機を作る可能性がある。
魔法史的にも「「全くどこにも無かった歴史」ではない」でしょうし、不真面目な態度の癖に「思慮深いつもり」なのですね。
変な所でクソ真面目な事考えてる青二才なんですよ。
だから普段はあまり強い魔法は使わない、ここぞという時には出し惜しみしませんが。


敬称と二人称・名前を呼ぶということ

名前を呼ぶという事は、友好反応であり、敵対する意思がないという事。
何くれとなく名前を呼ぶ事、何度も名前を呼ぶ事、それらはある種の親愛の表現。
好む相手であるほど、二人称である「君」は使われなくなっていく。
完全に「格下」扱い、或いは「敵対者」扱いを決め込んだ相手は、名前を呼ばずに端的で適当な呼び方をする。
相手の職能・職業で呼ぶ時は、相手に“その役割を期待している”と示す為である事が殆ど。
(薬師サン、神父サン、など。カタカナ敬称が付く)
逆に「格上」と認めた相手、或いは「格上として扱う事にした」相手には敬称が付き、二人称は「貴方」へ変化。
特に恋人に対しても「貴方」と呼びかけるが、これは「My darling」というような語意の「あなた」である。
それとは別に、ある程度幼い女の子は「お嬢さん」と呼び、その様に扱う。notロリコン。


宝石好き
コレクション兼現物資産。また、ただのアクセサリーとして身に着ける事も含めて、宝石を持つ事を好む。
…が、それ以上に、宝石に魔力を注ぎ込む事によって魔力結晶を擬似的に作り出し、それを消費する事で魔術行使の底上げをする為に、常に1つ2つは身に帯びている。
蓄える魔力と解放した時の威力は石の質と希少性にも寄るとか。コストの嵩む魔術士である。

喫煙者
ハーブやら茶葉やら混ぜた手製ブレンド物を愛用、体質次第だが多少の魔法的なドーピング効果有り。
混ぜ物が多い分、煙草の葉の量は自然少なくなり、タールやニコチンの含有量も低い。
スパイシーなようでいて僅かに甘い、独特の香りの細い紙巻煙草。味は少々複雑。
精神安定剤とか称する時も。また、たまに禁煙期間を作って肺を労わっているようだ。
赤い線の入った物は、その中でも特別に薬品を追加したブツ。限界突破用とかなんとか。

着道楽
性別と服装の関係性に頓着が薄く、普段でも女装にならない程度に、女物でも平気で着てたりする。
また、上質なものとそうでない物も結構ごたまぜ。気に入った服ならなんでも。
その服装から、「袖フリル」「フリルの王子様、略してフリプリ」等。変な言葉が生まれた事も。

酒好きの下戸
酒を呑むのも酒宴の空気も好きだが、如何せん決定的に弱い。
ワイン2杯で気持ちよく酔っ払える程度、3~4杯以上飲ませると記憶を飛ばす。
酔いっぷりは、基本陽気で強情でグダグダで絡みたがり。

海の青への執着
「海原色の珠玉」と称して、盲目的に惚れ込んでいた行方不明になった恋人に関係する。
出会って以来、サファイアを好んで身に着けるようになった。
もう海の青に心が痛む事はないけれど、やはり特別な色ではあるようだ。

ゾンビのトラウマ
ゾンビ恐怖症。あまり追い詰められると、防御反応としてか魔力を多大に消費しながら漏電する。
もともと何故かアンデッド系のうち、ゾンビだけは恐ろしいと思っていたのが、過去の事件がトラウマとなり悪化。
過去事件の顛末は
「情報収集のためナンパせざるを得なくなったオカマのゾンビ。に、熱烈に求愛された挙句に、命がけの結婚詐欺に発展してしまい、その激しい愛が反転した深い憎悪にさらされ、ピンクの水玉ビキニ装備で殺しに掛かられた。」


魔具

【軽銀の魔弓】バレット
やたらと綺羅綺羅しく、魔力加工された銀やミスリルの装飾が全体に施されている。
“弓”としてみれば、ややもすれば華美な軽い短弓。
とあるダンジョンで発掘した品であり、魔法そのものを矢の形にして放つ。矢にしなければ放てない訳ではない。
高レベルの魔法媒体であり、弓弦の音も一種の魔術強化効果を担う。弓を通した魔法の方が素で放つより強い。
現在、弓弦は普通に市販されている弦を使っているが、素材と加工次第でもう少し底上げが可能。
また、用途と遣い手に合わせ、弦の張りは緩めである。通常の弓のように扱い矢を射た場合、飛距離は少々短めになるだろう。

【アメジストのバンジャ】ヴォルペ
甲を大方覆う程の大きな円形のアメジストと、そこから繋がる五指の指輪のうち3つと腕輪にも大粒のアメジストを配したもの。アメジストの裏側や地金の裏側 部分に細密に魔術紋様や魔法陣の彫刻が施されている。宝石店に注文して作って貰った装身具で、アクセサリーとしての価値はそれなりだが媒体効果は並。

【黒いルーンの剣】バレット
“闇の騎士団”の騎士を倒した際に入手。
黒い剣身に赤いルーン文字が浮かび上がる細工、生命を喰らうドレイン系の魔力が付加されている。
使用時に吸い上げた生命力を魔力へ転換する事で、自身のコストパフォーマンスの悪さを多少軽減させている。
闇術やドレイン系の魔術の触媒としての効果が高い。

【燻銀のバンジャ】カフラマーン
ユキギエ(現ディリー)が、ある事件の際に信仰し仕える小神から賜り、その事後に譲り受けたアクセサリー。
元々はガントレットのようなデザインだったものを、手甲のようなパーツを外して、華奢なものへと変貌させている。
闇の属性が強く、魔法媒体として扱う。ドレインの補助としても使用。

【蛇身の短剣】バレット・カフラマーン
邪女神の高位聖印であり、儀礼用の短剣。蛇を思わせる曲がりくねった黒い剣身と短い鍔が特徴的、鞘はなく革布を巻いて代わりにし、刃は研がれている。実はちょっとした御神体。

 【エメラルドの短杖】グリンダ
楕円形の大粒のエメラルドを人工水晶でコーティングしたものを、杖の先端にあしらった単純なワンド。「緑のグリンダ」という装束一式に合せて選んだもので、そこら辺の店で買える程度の価値と品質。触媒効果は並。

 【魔晶石の飾りベルト】グリンダ
天球を彩る十二宮を模して魔力結晶石を連ねたもの。高品質魔晶石12個分の働きだが、1つの術に消費できるのは1つまで。
本体自体は消耗品ではなく回数消費型、十二宮に対応した4属性の石が3個ずつ、つまり4属性を3回ずつ強発動可能。(4属性以外の強発動不能)
半月の未使用でオートチャージして再使用可能。12個全てが空になるとチャージ開始される。


【切り札】
 保護を施して保管(過去事件に関連して)
“仮面のオズ”の遺品である「魂を集めたタロット」(枚数に関係なく数量1として扱われる)
“ドレスのドロシー”の遺品である「魔力結晶」
いずれも多量の「殺された人間の魂」が封じられている。


他魔法道具
【ロケーション・サーチ/魔具位置検出の銀の指輪】
屑ダイヤを連ねた銀指輪と銀無垢の指輪のセット。
銀無垢の指輪が位置検出の魔法を帯び、ダイヤの指輪が動力源となる魔力電池。
銀鎖に通して2連リングのネックレスとして身に付ける。

【キャッツ・アイ/光量増幅式】
【スネーク・ピット・アイ/熱感知視式】
防塵防砂用。兼、暗視ゴーグル魔力充電式。

【結界要の水晶塊】
(ハーキマーダイヤモンドと似たもの)→ダートラディアより譲渡。
「花水晶施術療養院」の結界の要石、カスパール邸内に収められている。


消耗品
【魔晶宝石】
日によって違う。(名簿明記)

【ドレイン素材のウッドビーズ】
闇属性が染み付き、“持ち主の意思に応じて魔力を吸い上げる”という方向性を弱いながら持った物質。

【治癒回復術の玉】
薄蒼掛かったオーロラ色の硝子球。
親指と人指し指で輪を作ったくらいの楕円球。
外傷を治すほか、生命力を注ぐような効果も少し付随する。

【浄化解毒術の玉】
薄緑掛かったオーロラ色の硝子球。
親指と人差し指で輪を作ったくらいの直径の球。
毒の分解と侵食の浄化、魔法的な毒にも効果あり。

【生命活性術の玉】
薄っすらと白濁しかかったオーロラ色の硝子球。
親指と中指で輪を作ったくらいの直径のほんのり潰れたような球。
生命力そのものを注ぎ込み、活力を与え死を遠ざけんとする。
治癒術などの補助に使うなどしても良い。

属性球・マジックジュエルの類と同様、破壊するなり起動するなりで、中に込められた魔法を開放・使用する類のアイテム。
芯まで詰まったガラス球ではなく、中は空洞、多少の厚みを持っては居るが、軽く壊れやすい。
平均的な人間程度の適正があれば、市販のライフポーション・解毒ポーションより、高い効果が得られるだろう。
獣人であれば、その半分。魔力ナシの人間ならば、市販品相当。エルフなら市販品の倍相当。


魔法書
オリジナル理論のドレイン系魔法を記した指南書が2種類
(羊皮紙スクロール×2)
「霊」に関する魔術の資料纏め。(ノート数冊分)
「血」に関する魔術の資料纏め。(ノート2冊分)
「魅了術」に関するノート。

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